お役立ちコラム
ソファのウレタンを交換するには?自宅でDIYする方法
2022年11月30日
ソファのウレタン交換をしたいけれど、方法が分からない、そのような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
この記事では布張り・合皮それぞれのソファのウレタン交換の方法を解説しています。
自宅でウレタンができると費用が抑えられ、好みの硬さのソファに仕上がります。
DIYでソファのウレタン交換をして、バツグンの座り心地を目指しましょう。
交換用ウレタンの種類と入手方法
ソファの交換用ウレタンには大きく分けて2種類あります。
交換用ウレタンを購入する前に、それぞれの特徴を確認しましょう。
ウレタンスポンジ | 柔らかい・弾力性に優れている |
チップウレタン | 硬い・重さを支えられる |
ソファの硬さには好みがあるため、ウレタンの交換を検討する場合、それぞれのスポンジの特徴を理解するのが大切です。
スポンジはインターネット販売とホームセンターのような店頭販売のどちらでも手に入れられます。
自身に合った購入方法を確認しましょう。
ソファのウレタン交換では何を買えばよいのか?
ソファのウレタン交換には、交換用の新品のウレタンの他に、ソファを解体する道具が必要です。
ソファのウレタン交換に必要な道具
● 新品のウレタンスポンジ
● 新聞紙・ビニールシート
● 掃除機
● マスク
● 瞬間協力接着剤:複数のウレタンを使用する場合
道具をそろえる前に、ソファを裏返して、自身でウレタン交換が可能か確認しましょう。
タッカーと呼ばれるホチキスの針のような物で座面の布が留められている場合は、自宅での交換は難しいので業者に依頼しましょう。
ソファの座面が本体と独立しており、ファスナーなどで開閉できる場合や、カバーの周囲を縫っている糸をほどける場合は自宅での交換が可能です。
自宅のソファのウレタンはどのようにソファに取り付けられているかよく確認しましょう。
手軽で簡単に入手できるのはインターネット通販
ソファに必要なウレタンはインターネットで購入できます。
様々なウレタンが販売されているので、購入を検討する前にどのような座り心地のウレタンがよいかイメージしておくとよいでしょう。
サンプルを無料で送ってもらえるサービスがある販売店もあります。
ウレタン交換が初めてで不安がある方はサンプルをもらって実際の弾力や硬さを確かめると安心です。
インターネット購入の場合、こちらが指定した大きさに合わせて購入できるのも大きな特徴といえるでしょう。
ホームセンターなら実際に手に取って比較できる
ホームセンターでは実際に手に取ってウレタンを購入できます。
インターネット販売との大きな違いは、ホームセンターだとカットされて売られている場合がほとんどで、イレギュラーな大きさへの対応は難しい点です。
しかし、座り心地を重視したい方にとっては、様々なウレタンを実際に見て確かめられるのは大きなメリットといえるでしょう。
ウレタンは1種類にこだわる必要はありません。
好みの座り心地のために、2種類を貼り合わせての交換も可能です。
好みの座り心地にするには、ホームセンターの利用も検討するとよいでしょう。
布張りのソファのウレタン交換のコツ
ソファが布張りか合皮かで、ウレタン交換のコツは異なります。
布張りの場合は、いかにきれいに布をソファからはがし、元に戻すかが重要です。
同じような布張りのソファでも、どのように布が取り付けられているかはソファによって異なるのでよく確認をしましょう。
丁寧に確認してから作業をすると、仕上がりも変わります。
布張りのソファで確認したいポイントを解説します。
布をきれいにはがすためにソファの構造を確認しよう
布張りのソファには大きく分けて2種類あります。
● 布にファスナーがついているタイプ
● 布の周囲が糸で縫われているタイプ
ファスナータイプは、ウレタンの交換が1番手軽といえるでしょう。
周囲が縫われている場合は糸を丁寧に抜き取り、布をはがす必要があります。
慣れない場合は他者の手を借りて協力して行うとよいでしょう。
ウレタンは心持ち大きめにすると張りのあるソファにできる
ウレタンは交換前と同じ大きさではなく、若干大きめのサイズを用意します。
なぜなら、布張りのソファは、布が張っている状態でないと見栄えが悪く、座り心地にも影響するからです。
布に押し込んでぴったり入るくらいのサイズがちょうどよいといえるでしょう。
サイズに迷ったらあらかじめ大きいウレタンを買って、ウレタン交換の際にカットして微調整をする方法もあります。
せっかくウレタンを購入したのにサイズが足りないともったいないので、ウレタンのサイズは余裕をもって購入しましょう。
合皮のソファのウレタン交換のコツ
合皮のソファの場合、ウレタンがへたってくると合皮にしわが寄るのが特徴です。
合皮の場合も布張りの同じで、カバーを傷めないようにウレタンを交換する必要があります。
不用意にソファをいじらないためにもソファのへたっている箇所の確認と、ソファの構造の確認は必ず行いましょう。
それぞれの作業のポイントを確認します。
ウレタンがへたっている箇所を確認
ソファのウレタンがへたっている箇所を確認するには、合皮のしわやよれを観察します。
中身のウレタンがへたっていると、合皮の中でしぼんだりへこんだりするため、合皮に張りがなくなります。
ソファのどの部分がへたっているのか表面をよく確認しましょう。
へたっている箇所が分かれば、一部分を交換すればよいのでコストパフォーマンスもよいです。
労力や作業時間も節約できるので、作業の前の確認は丁寧に行いましょう。
ソファの構造に沿ってウレタンを交換する
ソファのウレタンがへたっている箇所が分かったら、ソファの構造に沿ってカバーを外します。
ソファの座面の隙間をさぐり、どこにファスナーがあるのか確かめましょう。
座面の隙間にはほこりやゴミがたまりやすいです。
ソファの下にレジャーシートや新聞紙を敷き、座面を外したらまず掃除機などで余分な汚れを吸い取りましょう。
また、へたったウレタンは崩れやすく、ゴミとして広がりやすいため、カバーの取り外しはシートや新聞紙の上で行います。
まとめ
ソファのウレタン交換は、構造を理解すれば自宅でのDIYも可能な場合があります。
ポイントやコツをしっかり確認して、ソファのカバーを傷めない工夫が必要です。
自宅でのDIYで交換ができると、費用を抑えられる点や好みの硬さに調節できる点がメリットといえるでしょう。
お気に入りのソファを長く大切に使うために、ウレタン交換のコツを覚えておきましょう。