お役立ちコラム
ダイニングチェアの張り替え方法とは!DIY・業者の料金も紹介
2022年11月26日
ダイニングチェアがある家は多いですが、毎日食事をするときに座るものなので汚れたりヘタったりしやすいです。
特に子どもやペットのいる家庭では汚れやすいですよね。
しかし、座面は汚れていても背や脚などの枠はまだまだ使える場合が多く、できれば修理したいと思う方も多いのではないでしょうか。
自分好みの布で張り替えられれば、気分も上がりますね。
とはいえ、張り替えにどのくらいの料金がかかるのか気になるでしょう。
修理業者で張り替えるときの料金相場や、DIYの場合の材料費はいくらか、張り替えは難しくないか、など気になるポイントは複数あります。
そこで本記事では、ダイニングチェアの張り替え方法や、正しい業者の選び方を紹介します。
ダイニングチェアの張り替えを修理業者に依頼した場合の料金
ダイニングチェアは大きいため、椅子をそのまま宅配で送ると送料が高くなってしまいます。
しかし、座面のみを取り外せれば送料を安く抑えられます。
座面だけ送るのであれば、最も安くて1脚3,000円ほどです。
通常では1脚5,000〜1万円程度ですが、事前に見積もりしたほうが安心でしょう。
特別な布地を指定したり、アンティークチェアを修理したりする場合は価格が上がっていきます。
また、修理業者では大抵の椅子の張り替えが可能です。
そのため、自分では張り替えられない特殊な椅子の場合は、張り替え業者に頼むのがよいでしょう。
ダイニングチェアをDIYで張り替えるときにかかる料金
修理業者ではなく、自分でDIYする場合の料金相場はどのくらいでしょうか。
DIYでの張り替え費用は、布とクッション性のあるウレタンの材料費です。
材料費は好みの布地の値段と、ウレタン2種類の併せて1脚1,000〜2,000円程度です。
実は、ダイニングチェアの張り替え材料が1つになっているキットも販売されています。
キットには布地・ウレタン2種・裏張り用不織布で1セットで、1脚3,000円程度、4脚で1万円前後です。
さらに、ウレタンを張り替えなければ、布だけの料金なので価格はかなり安くなります。
また、工具も必要であり、プラス・マイナスドライバー・ペンチ・タッカーに加えて、怪我をしないように軍手も用意しましょう。
タッカーを持っていない方もいるかもしれませんが、100円均一で売っているケースが多いです。
あまり高くないものなので、購入してもよいでしょう。
ダイニングチェアをDIYで張り替える方法
修理業者ではなく、自分でDIYする場合はどのようにダイニングチェアを張り替えるのでしょうか?
こちらではダイニングチェアをDIYで張り替える方法を、3ステップで解説します。
1. ダイニングチェアの座面を取り布をはがす
2. ウレタンを張り替える
3. 布を張り替える
DIYでダイニングチェアの座面を張り替える場合の注意点についても紹介します。修理業者に依頼するか自分でDIYをするか、検討する際の参考にしてくださいね。
1.ダイニングチェアの座面を取り布をはがす
まずはダイニングチェアの座面を取って布をはがし、座面を椅子本体から外します。
ネジ穴の組み合わせがわかるようにチェックしておくとよいでしょう。
次に、座面から布地をはがします。
この座面の布地をはがすのが一番大変かもしれません。
大きなホチキス針のようなタッカーの針を、マイナスドライバーで座面との隙間に差し込み、ペンチで1つずつ抜いていきます。
タッカーの針の先端は鋭いので、怪我しないように注意してください。
2〜3抜き布を引き上げていくと、いくつかまとめて外れる場合があります。
どうしても全部取れなければトンカチで埋め込みましょう。
2.ウレタンを張り替える
ウレタンは、ダイニングチェアの座面のクッション性を上げてくれます。
長年使用しているとヘタってきて、汚れもついてしまっている場合があります。
取り替えなくてもよいものですが、ヘタっていればこの機会に取り替えてしまうのがよいでしょう。
取り替えるときは、ウレタンチップとウレタンの2種類を使用するので、スプレー糊で貼り付けます。
座面より一回り大きくカットして、座面の裏からタッカーで張り替えましょう。
3.布を張り替える
布地も座面より大きくカットし、まずは座面の4長辺の真ん中で1箇所ずつ、布地をピンと張って十時にタッカーで止めます。
最初に全体を大まかに止めておくと、細かく止めていくのがやりやすくなるからです。
角を止めるのが難しいですが、丁寧に折り込めばきちんと止められますよ。
座面の布地を止めたら、裏面のタッカーが見えないように上から布地を綺麗に張ります。
気にならない方は裏面の布地張りは不要です。
まとめ
ここまで、ダイニングチェアの張り替え方法について解説しました。
張り替え方法には業者に頼む場合とDIYを行う場合がありますが、料金を比較すると自分で作ったほうがお得でしょう。
ただし、業者に頼んだほうが作業範囲が少なく手間がかかりません。
業者に頼むのもDIYするにも一長一短があるので、ご自身の状況と照らし合わせながら作業方法を検討してください。
また、大手家具店などでは、そもそも取り替え用のカバーが別売りで買えるダイニングチェアがあるようです。
張り替え業者に頼むのも自分でDIYするのもどちらもダイニングチェアを大事に長く使うためなので、愛着をもって長く使ってくださいね。