お役立ちコラム
椅子がギシギシうるさい6つの理由 | 原因別の対処法も詳しく解説
2023年01月31日
「最近なぜか椅子からギシギシ音がして困っている……」
「椅子のギシギシ音を解消したいけど、何からすればいいのかわかからず悩んでいる」
上記のような悩みをお持ちの方は、この記事をぜひご覧ください。
この記事では、椅子からギシギシ音がする原因とその対処法を紹介します。
記事を読めば椅子から異音がする原因を突き止め、適切な対処を施せるようになるでしょう。
椅子の修理に使える道具も紹介するので、現在椅子から変な音がすると悩んでいる方は必見です。
株式会社アートファニチャーでは、500種類以上の膨大な素材サンプルを保有しており、さまざまなインテリアのお部屋にマッチしたデザインのイスへと仕立て直すことができます。
ご興味のある方は、下記ページより詳細をご覧ください。
【椅子の修理・張り替えについて詳しくはこちらをご覧ください】
椅子からギシギシと異音がする6つの理由
椅子からギシギシと異音がする、以下6つの理由を解説します。
ネジがゆるんでいる | 椅子のネジを締め直す |
可動部のオイルが切れている | 潤滑油を可動部に差す |
ガスシリンダーが経年劣化ですり減っている | ガスシリンダーを交換する |
固定箇所のボルトがすり減っている | ・潤滑油をボルトに差す
・ボルトを交換する |
価格の安いチェアで異音が発生している | 金属部分の隙間に潤滑剤を吹きかける |
接着剤の劣化で音が発生(木製椅子) | ・椅子を分解し再接着する
・補修材を使ったメンテナンスを行う |
各原因を詳しく解説するので、椅子から変な音がするとお悩みの方はぜひご覧ください。
1.ネジがゆるんでいる
ギシギシ音がそこまで使用していない椅子に発生する場合、ネジが自然にゆるんでしまい異音の原因となっているケースがあります。
ゆるんでいる椅子のネジを締め直せば、異音がしなくなる可能性は高いです。
六角レンチなどの工具を使い、椅子の接続部にあるネジを締め直しましょう。
2.可動部のオイルが切れている
リクライニング対応のチェアがきしむ場合には、ロッキング部分のオイル切れを疑ってください。
特に長年使っている椅子は、オイル切れを起こしがちです。
潤滑油を可動部に差せば異音が解消される可能性があります。
3.シリンダーが経年劣化ですり減っている
椅子のガスシリンダーが摩耗し、経年劣化で音がするケースもあります。
この場合、椅子の音は「バキバキ」と激しいものになり、「ギシギシ」といった摩擦音ではなくなるのが特徴です。
シリンダーそのものが駄目になっている場合には、業者に頼んでガスシリンダー交換をしましょう。
部品がない場合には、残念ながら椅子を買い替えるよりほかに方法はありません。
4.固定箇所のボルトがすり減っている
座面などを固定しているボルトが経年劣化で擦れてしまうと、異音の原因となりやすい傾向にあります。
ボルト部分の締め直しも有効ですが、擦れが原因の場合はその手段でギシギシ音は消えません。
この場合潤滑油を指したりボルトそのものを交換したりすれば、異音を解消できるケースもあります。
固定箇所のボルトを確認し、異常が起きていないかを確かめ対処を行ってください。
5.価格の安いチェアのため異音が発生
価格の高いチェアは複雑な構造となっており、異音がしにくいです。
しかし、簡単な仕組みの安いチェアの場合は、作りが原因でギシギシ音がする場合も多い傾向にあります。
簡単な仕組みの椅子から「きしみ音」がするときは、金属部分の隙間に潤滑剤を吹きかけましょう。
潤滑油の効果で動きがスムーズになり、異音は解消される可能性があります。
6.木製椅子は接着剤の劣化で音が発生
木製家具の場合、接着剤が劣化してギシギシとした音や座り心地の悪化を誘発する場合があります。
椅子を分解し再接着したり、補修材でメンテナンスをしたりするときしみ音は解消しやすいです。
通常の椅子よりも木製品のメンテナンスは難しいため、修理は専門店に依頼しましょう。
ご興味のある方は、下記ページより詳細をご覧ください。
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椅子のギシギシ音の原因を特定する方法
椅子のギシギシ音がどこからなっているかを特定する方法は、以下の3ステップです。
1. 2人1組となり片方が椅子に座る(独りの場合は手を使い椅子の座面や背面を押すなどする)
2. もう片方が椅子をチェックし異音箇所を特定する
3. 異音箇所を特定したらパーツに応じた適切な手入れを行う
椅子のチェックは座った状態で行うのが望ましいです。
2人でチェックを行うか、手で椅子を押して座った状態を保ち、椅子の音を確認しましょう。
椅子のギシギシ音解消に使える便利な道具
修理時にあると便利な道具は、以下の通りです。
● 六角レンチ
● 潤滑油
● 潤滑スプレー
● モリブデングリス
● ドライバーセット
● オイルやグリスをぬぐう布
ネジやボルトを締めるドライバーや潤滑油、グリスなどは常備しておくと便利です。
オイル・グリスをぬぐう布は、不要になったものでかまいません。
まとめ
椅子のギシギシ音の原因は、主に可動部の油切れやネジ・ビス・シリンダーなどの摩耗です。
木製家具の場合は、経年劣化による木材の空洞化もあり、DIYでは難易度が高いものもあります。
木製椅子のフレームを修理し、がたつきを直したい方はアートファニチャーをぜひ利用しましょう。
熟練の職人の手で、木製椅子が異音のしない快適な座り心地に生まれ変わります。
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