お役立ちコラム

椅子をリメイクしてお気に入りを長く使う!DIYやプロを頼る方法も

2023年02月28日

「お気に入りの椅子がボロボロになってきた」
「ダイニングチェアのファブリックが破けてしまった」
椅子を捨てるのは忍びないけれどそのまま使うのも難しいと、椅子のリメイクを考える方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、自宅で椅子をリメイクする方法を紹介します。
準備品や手順もご紹介しますので、椅子のリメイクを考えている方はぜひ参考にしてください。

椅子をリメイクしてお気に入りを長く使う!DIYやプロを頼る方法も

簡単!椅子のリメイク方法

椅子がボロボロになったり好みが変わったりした時に、椅子をリメイクする方法は大きく2つです。

● ペンキで色を替える
● 布を張替える

どちらも家庭でできる方法です。
それぞれやり方を詳しく紹介します。

ペンキで色を替える

椅子のペンキが剥がれてきたり、色を変えたくなったりした時は、ペンキで色を塗り替えましょう。
デザインは同じでも、色が変わると印象も変わります。

木製の椅子なら全体を、金属製のスツールなどは骨組み部分を塗り替え可能です。
しかし、椅子全体が革張りや布張りのもの、プラスチック製のものはペンキでの塗り替えができません。

布を張り替える

椅子の座面や背面の布がボロボロになった時は、布を張り替えるだけで新品同様に変わります。
椅子の雰囲気を変えたい時にも効果的な方法です。

長年使って座り心地が悪くなったら、布の張り替えと一緒にクッション材も取り替えましょう。
新しいクッション材にすれば、ふかふかの座り心地を取り戻せます。

椅子をリメイクしてみよう|ペンキ着色編

ここでは実際にペンキを使って椅子をリメイクする際に、必要なもの・手順を解説します。
ただ椅子に絵の具を塗ればいいわけではなく、見た目を美しく仕上げるにはコツがあります。

スプレータイプのペンキを使った塗装は初心者には難易度が高いです。
初めての方は、刷毛を使っての塗装をするのがいいでしょう。

準備品

絵の具を使ってリメイクする際の準備品は、以下の通りです。

● DIY用のペンキ
● ニスなどのコーティング剤
● 手袋
● ローラー
● 刷毛
● トレー
● 紙やすり
● 新聞紙など
● マスキングテープ

椅子を解体する必要がある場合、解体用のドライバーも必要です。
ペンキを塗る際は、汚れ防止のため新聞紙やシートを敷くほか、汚れてもいい服装で行いましょう。

手順

塗り替えの基本的な手順は、以下の4ステップです。

1. やすりで古い塗装を剥がす
2. 塗りにくいところからペンキを塗る
3. 重ね塗りをする場合、ペンキを乾かしてから塗り重ねる
4. 完全に乾いたところで、ニスなどのコーティング剤を塗って仕上げる

座面や背面など、ペンキを塗らない場所があれば先に解体しましょう。
コーティング剤が乾いたところで、外しておいた座面や背面を戻せば作業が楽になります。
ペンキを塗りたくない場所には、マスキングテープを貼って保護しましょう。

椅子をリメイクしてみよう|布の張り替え編

布を張り替えてリメイクする際の準備品や、手順について紹介します。
座面・背面の布を張り替えたり、骨組みや枠のペンキを塗り替えたりする方法です。
椅子のデザインに合わせて、方法を選んでください。

準備品

布の張り替えを行う際は、次のような準備品があります。
● 好みの布
● ドライバー
● はさみ
● タッカー
● ハンマー

タッカーは大きなホッチキスのような工具で、布を固定するために使用します。

座面や背面のクッションがくたびれている場合、新しいクッション材も用意してください。
布は大きめのものを用意すると安心です。
張り替えたい場所に合わせて、余裕をもったサイズで用意しましょう。

手順

張り替えの基本的な手順は以下の5ステップです。

1. 座面(背面)を外す
2. 座面(背面)を包めるよう、布を切る
3. クッション材を替える
4. 座面(背面)を布で包み、タッカーで留める
5. 組み立て直して仕上げる

タッカーで打ち付けた針が浮いている場合、上からハンマーで叩くとしっかり食い込みます。
強く叩き過ぎると座面や背面が傷むので、様子を見ながら力の加減をしてください。

ボロボロになった布は完全に取り外しても構いませんし、上から新しいものを重ねても構いません。
椅子の雰囲気を変えたいだけであれば、もともとの布を残してもよいでしょう。

厚手の布は扱いが難しいため、最初は薄い布を選んでもよいかもしれません。

キットを使うと簡単

椅子の布を張り替える際は、張り替えキットを使うと気軽にリメイクに挑戦できます。
張り替えキットはいくつもあるので、次のようなポイントに気をつけて選びましょう。

● 椅子のサイズに対応しているか
● 何脚分がセットになっているか
● デザインがしっくりくるか

キットによってセットされている内容が違うため、自分で用意するものが変わります。
タッカーやボンドがセットになっているキットを選べば、自分で用意するものが減るので張り替えを始めやすいでしょう。

椅子のリメイクはプロを頼れば理想通りに!

アンティーク品、廃盤商品、思い出のある品など、絶対に失敗したくない椅子をリメイクする場合、プロを頼ると安心です。
リメイクのほか、籐の張り替え、木部フレームの割れやぐらつき修理なども可能です。

プロを頼る際に費用が心配な場合は、事前に見積りを依頼しましょう。
理想をしっかり伝えれば、イメージのズレも少なくなるので安心です。

まとめ

椅子のリメイクは家庭でも簡単にできるので、ペンキの剥げや布の傷みが気になっている方は挑戦してはいかがでしょうか。

株式会社アートファニチャーでは、幅広い椅子の張り替えや修理を承っています。
張り替え用に500種類以上の素材をご用意していますので、理想のイメージに合わせて選べます。
大切な椅子のリメイクを、アートファニチャーにぜひお任せください。